補遺

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今回の旅でいちばん好きだった街コトル

今回、クルーズ旅行はもちろん初めてだったのですが、いろいろ新しい発見がありました。

クルーズ旅行のよいところ

荷物の扱いが楽

荷物は、持って歩くのも面倒だし、宿に着いたら開けて、出発する前に詰めるという、その作業もまた面倒。とにかくできるだけ荷物を扱う手間は最小限で済ませたい。そんな願いを、クルーズなら叶えてくれます。ずっと部屋に置きっぱなしで、次々と目的地を回ってくれます。ホント楽でした。

過ごし方が自由

ツアー組み込みの観光がないところ、今回ならコトルみたいなところでは、寄港地での過ごし方は好きなように決められます。自分で行きたいところへ行ってもいいし、船のほうで寄港地ごとに用意している、さまざまなエクスカーションに別料金で参加することもできます(たぶん英語ですが)。今回のような旅行会社のツアーではなく、直接船会社に申し込んだ場合は、基本的に全行程そういう感じになると思います。寄港地に特に興味がないとか、疲れているとかなら、船を降りずにずっとひなたぼっこしててもOK。そういうのもクルーズのいいところですね。

食事が充実

これは乗る船にもよってさまざまでしょうが、食事は選択肢がいろいろあって、だいたいは追加料金なしでいけます。これまで出てきたディナーのレストランやビュッフェのほかに、ピザやアイスクリームのスタンドがあったり、カフェのスイーツなんかも無料でした(飲み物が有料)。より豪華なメニューが出る有料レストランとかもありました。

いつでも景色がよい

なにせ海ですからね。また今回は寄港地もかなり景勝地寄りのコースを選びました(もう1コースあって、そちらは遺跡とかを多くめぐるタイプ)。街並みもヨーロッパはきれい。このへんは回るコースにもよるかも。

クルーズ旅行のいまいちなところ

寄港地の食事を楽しむ機会が少ない

食事の充実の裏返しといいましょうか、基本的には寄港してるのは日中だけなので、陸地でごはんを食べる機会は昼食くらいしかありません。行く先々の食文化を楽しむ、という旅行は、クルーズにはあまり向かなそうです。ディナーのメニューに、その日の寄港地にちなんだものがあったりとかはしましたけどね。

ドレスコード

たまにはそういうのも楽しいという面もありますが、荷物が増えることは確かです。出発前には、フォーマルってどのレベルのを用意していけばいいのか、わりと悩みましたし。

洗濯難民

8日目にも書いたように洗濯が面倒でした。今回乗った船がたまたまそうなのか、どこのクルーズ船も同じなのかわかりませんが、洗濯設備が人口に比べて圧倒的に少ない。クリーニング使えやってことなんですかねえ。

ネット環境が悪い

自由行動のときは必要だろうということでWiFiルータを持っていきましたが、海の上では当然ながら地上の基地局には繋がりません。たまに「CELLULAR AT SEA」っていうの拾ってましたが、安定に欠けます。船では衛星回線を通じたWiFiを有料で提供していましたが、けっこう高いわりにさほど速くないと聞きました。とにかくネットについては不満の残る環境でした。せっかくの非日常なんだしネットから離れたら、という意見もありましょうが、翌日の寄港地の情報だとか、知らない英語だとか、調べたいこともあります。

持って行ってよかったもの

スマホ用ジンバル

今回は動画をたくさん撮ってきました。その立役者がこれ。ブレが目に見えて減るし、パンの速度も一定に保てる。手持ちだとそもそも動画撮ろうなんて気にならなかったでしょう。

私が持っていったのはこの製品です。

www.dji.com

携帯ウォシュレット

これは海外行くときの必需品です。数年ぶりの出番でしたが、しっかりと仕事をしてくれました。最後がトイレの話ってのも何ですが、やはり大事です。

jp.toto.com

持っていったけど使わなかったもの

酔い止め

動いてる・揺れてるのは分かるけど、それで酔うようなことはまったくないレベル。大きいってすごい。おがさわら丸とは次元がちがいました。

あ、でもテンダーボートとかに乗る機会もあるので、不安なひとはあるに越したことはないと思います。

 

以上、なんか参考になれば幸いです。

地中海クルーズ10日目(帰国)

飛行機の時間が早く、レストランで朝食を取る時間がないので、朝6時に用意してもらうボックスミールをフロントで受け取って、各自部屋で取るという形になりました。サンドイッチやチーズはまあ常識的な範囲でしたが、リンゴ1個丸ごと入ってたりして、こっちの感覚~と思いました。街とかでも丸のリンゴかじってるひとはたまに見かけたかも。

バルセロナの空港では、自動チェックイン機の調子が悪くてちょっと手間取りましたが、最後のお土産を買う時間くらいはなんとか確保できて一安心。出国手続きは乗り継ぎのパリで行いましたが、ここも長い行列ができてました。

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バルセロナの空港にあった「ハイ」

パリから日本への機内では、前にも書きましたが『ゴッドファーザー』観ました。そういう話なのか。

地中海ではずっと晴れてたので忘れてましたが、日本に着いたとたん雨でした。早くもヨーロッパに戻りたい気分……。このあと数日間、ひどい時差ボケにも悩まされました。

ということで、今回の旅はここまで。このあとはちょっとした補遺をしたためます。

地中海クルーズ9日目(下船・バルセロナ)

今日でいよいよ船とお別れです。短いような長いような。船を降りるのにも順番待ちがあるので、朝食ビュッフェで時間つぶしながら待ちます。

バルセロナの現地ガイドは、当地在住の日本人の方。バスの車内から見える街並みを案内してもらいつつ、市の中心部、カタルーニャ広場に到着。海から市街地が近いですね。

1時間ほど自由行動ということで、サンタ・エウラリア大聖堂へ。入場待ちの列がすごくて、とても時間がなかったので、外から眺める程度に。

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聖エウラリア大聖堂。入場待ちの行列。

個人的にバルセロナといえば『カタロニア讃歌』なので、関連の何かがないかしらと事前に探してみたところ、大聖堂からちょっと先に「ジョージ・オーウェル広場」なるスポットがあるのを見つけて、せっかくだから足を伸ばしてみました。実際行ってみると、「ジョージ・オーウェル広場」のプレート以外に何もない狭い広場。狭場か。これはちょっと残念というか、なんでこんな名前をつけた。今回は歴史博物館とかちゃんと行くだけの時間がないので、その関連は次に来る機会(あるのか?)までお預けです。

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ジョージ・オーウェル広場」のプレートと、広場にあった落書きだらけのオブジェ。

そこから目抜き通りのランブラス通りを歩いてカタルーニャ広場まで戻ります。人が多い。ここもスリに注意のポイント。


2019年6月8日 バルセロナ・ランブラス通り

今日の昼食は、海岸のレストランでパエリアです。このあたりはオリンピックのときに再開発が行われたらしい、レガシーってやつです。レストランの窓からは海水浴場が見えます。天気がいいので賑わってます。

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そして午後はついにサグラダ・ファミリアへ。

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せっかく持ってきたので……。

言葉よりも映像に語ってもらいましょう。 


2019年6月8日 バルセロナ・サグラダファミリア

サグラダ・ファミリアの観光を終えて今日のホテルへ移動。宇宙船がコンセプトの謎なホテルだったんですが、駅と直結で動きやすいのはありがたい。チェックインまでに随分と待たされましたが……。

とはいえもう2人ともだいぶ疲れていたので、最小限にということで、まずは電車でカタルーニャ広場のすぐそばのデパートEl Corte Inglésへ移動してお土産を物色。個々のデパートのフロア案内板には日本語もありました。

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デパートのフロア案内

そこからグラシア通りをぷらっと歩いて、午前の移動中にバスから眺めただけのガウディ建築、カサ・バトリョカサ・ミラを間近で見てきました。どっちも現役で人が住んでるアパートですが、有料での見学もやってます。

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カサ・バトリョカサ・ミラ

そこからさっさとホテルの駅に戻り、夕食は外ではなく、近くのスーパーで生ハム(店で切ってパックしたばっかのやつ)、チーズ、ワインなんかを物色して、部屋で最後の夜を過ごしました。明日は早々に出発です。

地中海クルーズ8日目(終日航海)

この日はどこにも寄港しない終日航海日。船での生活をまたご紹介しましょう。

クルーズ中は毎日、こういうペーパーが夕方ごろに各部屋に届きます。

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船内新聞"Princess Patter"

これに、翌日の寄港地の情報や船内イベントの案内、さらにはドレスコードなんかが載っていますので、それを見て翌日のプランを立てるわけです。本来は英語版のみなんですが、日本人スタッフが乗り組んでいるクルーズでは日本語版も発行されるとのことで、今回はありがたかったです。

そしてようやく食事のお話です。メインディナーのレストランは、基本的に決まっています。室内はこんな感じ。

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メニューはこんな感じのが日替わりです。今回、日本語メニューも用意されていました。 

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6月6日のディナー(デザートは別メニュー)
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6月5日のディナー

このメニューから選ぶぶんには、追加料金はありません。ドリンクは、水と食後のコーヒー・紅茶は追加料金なしで、それ以外は別料金。ワインはグラスだと10ドルくらいから。結局毎晩グラスワイン頼んでました。

こういうフルサービスのレストランの他に、セルフサービスのビュッフェがあって、ここは朝昼晩、好きなときに好きなものを取って食べられます。基本的にはアメリカンなメニューですが、昼は中華なんかもあって、ラーメンにはけっこうなひとが並んでました。

船内には他にもカフェ、バー、ラウンジなんかがいくつもあって、だいたい食べ物はフリー、飲み物は有料という感じでした。有料のはすべてクルーズカードで支払いです。

船の生活で、地味ながら欠かせないのが洗濯です。毎日新しい服というわけにもいかず、また毎回クリーニングではやはりコストがかさむので、洗濯は必要なのですが、環境はお世辞にもいいとは言えません。

コインランドリー(laundromat)があるのですが、乗客の数に対して明らかに少なく、いつも順番待ちです。ごく狭い部屋なので、何人か待ってると中に並ぶわけにもいかず、タイミングを見計らって何度も行くことに。乾燥機もあるんですが、そちらは使わずもっぱら部屋干しでした。船の中は空気が乾いてるので、これでもじゅうぶん。

こんな洗濯を、航海中3〜4回はしたでしょうか。地味に時間を取られます。まあ余裕のあるかたはこんなの使わずクリーニングなんでしょうかね……。

船での生活のご紹介はこの辺にして、この日は、明日の朝の下船に先立って、今日の夜にはスーツケースを出しておかないといけないので、その荷造りをしてました。

そんな合間を縫って、午前中には、最後のTriviaに参加。今回は問題自体が難しく、半分も分かりませんでした。

そして昨日お誘いいただいて、アタック組だけでお昼をご一緒しました。収録時の話なんかで盛り上がり、帰ってから録画してある放送をもう一回見てみようと思いました。いちばんすごいなと思ったのは、ご夫婦が別々に出場されて、どちらも旅行を獲得し、2年連続でツアーに来られたという方。うらやましいことこの上ない。

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前日のフォーマルナイトにアタック組で集合写真。ポーズはもちろんアタックチャンス

夜には、最後の日の入りを見ようと思ってデッキに出てみましたが、水平線が雲で隠れてよく見えず。明日はいよいよ下船です。

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最終日の夕日

地中海クルーズ7日目(カプリ島)

シチリア島からイタリア本土へ移動し、この日の寄港地はサレルノです。ツアーのパンフレットではナポリの予定だったのですが、1ヶ月ほど前に寄港地が変更になったとのお知らせが来ていました。ただいずれにせよ、私たちのツアーの目的地はカプリ島ですので、高速船に乗り換えて島に向かうことになります。

goo.gl

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カプリ島の港。

ここからツアー専用のより小さな船に乗り換えて、青の洞窟へ向かいます。船の上は日差しがきつく、帽子・サングラス・水は必須です。


2019年6月6日 カプリ島・青の洞窟

青の洞窟の入口近くでは、たくさんの船がぷかぷか浮かびながら、入場の順番を待っています。入場時は、4人ずつさらに小さな小舟に乗り換えます。乗り換える前に、船頭さんに渡すためのチップ1ユーロが添乗員さんから配られました。いちおうこれもツアー料金内ということで。

そしていよいよ入場。予想以上に狭いですのでよくご覧ください。


2019年6月6日 カプリ島・青の洞窟

波が高いと入れないことがあると事前に聞いてはいましたが、納得です。この季節はまだ入れる確率高いようですが、ともあれ良かった。

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青の洞窟を堪能した後、島に戻って高台のレストラン。眺めは最高でしたが、眺め以外は最低でした。もともとそういう店なのか、コーディネートのミスなのか、なんだか分かりませんが……。

帰りは高速船のダイヤの関係で、サレルノへ直接ではなくソレントへ上陸しました。『帰れソレントへ』以外の知識がないソレント、今回初めて位置がわかりました。そこからバスで2時間かけてサレルノへ戻ります。途中ポンペイの近くを通ったはずですが、遠方からでよくわからず。

この日は2度めのフォーマルナイト。調子に乗ってデザートワインまで頼んだら、日中の移動疲れもあって、早々に酔い潰れて寝ました。

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地中海クルーズ6日目(タオルミーナ)

この日は寄港が昼すぎでゆっくりしているので、いつもビュッフェで食べていた朝食を、いつもディナーを食べてるレストランで取ることにしてみました。ビュッフェとちがってウェイターのサービスがありますが、メニューはビュッフェのとそんなに変わらず、そこはやや拍子抜けでした。

午前中時間があるので、再びトリビアに参加。

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13/20問でした。1個英語が思い出せなくって答えを漢字で書いたとこがありますが……◯にしてくれました。kidneyくらいなんで出てこなかったのか。

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メッシーナの港の入口にあった塔

今日の寄港地はシチリア島メッシーナイタリア半島シチリア島の間隔がいちばん狭くなってるところです。私たちのツアーは、もうちょっと南に下ったタオルミーナという街まで行きます。

goo.glシチリアといえばマフィア、『ゴッドファーザー』ですが、移動のバスの中から、同作のロケ地になったという村を遠目に見たりしてました。外の風景には、オリーブやレモンといった、いかにも地中海らしい木が増えてきました。

最初に向かったのはギリシャ劇場という遺構です。ここタオルミーナは、ギリシアやローマの時代からの街で、その当時の劇場の建物が残っています。舞台や客席を改修して、現在もイベントが行われてるそうです。


2019年6月5日 タオルミーナ・ギリシャ劇場

そこから、ウンベルト1世通りという、街のメインストリート、ショッピング街を歩きます。バスから降りる前、現地ガイドさんから、タオルミーナではスリが多いので気をつけてくださいという注意がありましたが、たしかにそんな雰囲気がします。4月9日広場という広場は、眺めがよく、感じの良い教会もあって楽しいところでした。ちなみに4月9日というのは、ガリバルディの赤シャツ隊がスペインからシチリアを解放するために上陸……するという噂で市民が熱狂したという日付だそうで、実際に上陸したのは5月以降。でもそのまんまの名前で今も残ってるということでした。


2019年6月5日 タオルミーナ・ウンベルト1世通り

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シチリア名物カンノーロ

ガイドさんからご紹介いただいたカンノーロ(複数形だとカンノーリ)というお菓子を、通りで買い食い。中のクリームはリコッタチーズが使われています。甘くて美味しいですが、けっこう重たい。カンノーリは、『ゴッドファーザー』にも印象的な使われ方をしていました。といいつつ、私は帰りの飛行機で観たのですが……。

せっかくシチリアまできたので、お土産にワインとリモンチェッロを買いました。リモンチェッロはレモンの甘いお酒。瓶の形もかわいいです。

メッシーナに戻って、船に乗る前に、港からすぐ近くにあった大聖堂に立ち寄ってきました。12星座をかたどった時計のある鐘楼の鐘が鳴っているところでした。


2019年6月5日 メッシーナ 大聖堂

地中海クルーズ5日目(コトル)

この日の寄港地は、モンテネグロのコトルという街です。

goo.gl

今回のツアーが決まるまで知らなかったのですが、調べてみてから、一番楽しみにしていたところです。理由は後ほど。

ここでも港にはクルーズ船がつけられないので、テンダーボートに乗り換えます。今回は距離が短かったので、上陸もスムーズでした。

この日はツアー組み込みの観光がなく、各自自由行動ということで、やや早め、8時ごろに上陸しました。

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モンテネグロ旧市街の入り口。

モンテネグロという国は、EUに加盟していないので、シェンゲン協定の外、つまり本来なら入国審査があるんだと思うんですが、今回はパスポートを1回も出すことなく出入りできました。クルーズ船なので特別扱いなのでしょうか、まあこちらとしてはありがたいですが、大丈夫なのかしら。ちなみに通貨はユーロが流通してます。こちらもECB非公認。

コトルは中世から商業都市として栄えた街で、旧市街は世界文化遺産にも指定されています。それにふさわしい歴史を感じさせる街並みです。先日のサントリーニ島は、地震などで古い建物はほとんど残ってないそうなのですが(だからこそ再建時にああいう白い外壁で揃えようということができたわけですが)、こちらはそういうのも少なく、古そうな建物だらけです。


2019年6月4日 コトル・旧市街

さて、まずは古い城壁をたどって山の上の方を目指します。頂上まで1時間ほどと聞いていますが……


2019年6月4日 コトル・城壁トレッキング前半

なかなかの傾斜に加えて、階段が狭く、坂は滑りそうで危険です。今日は薄曇りでしたが、それでも暑さはかなりのものです。

30分近く登ったでしょうか、古い教会にたどり着きました。ここからでもかなりの素敵な景色。とはいえけっこうくたびれました。


2019年6月4日 コトル・城壁トレッキング中盤

そうこうしていると、すでに上まで行って降りてきた、同じツアーの方と遭遇しました。頂上まではまだ30分以上登るというのを聞いて、私たちはここで引き返すことにしました。まあ無理はしないのが一番です。

というのも、この街で楽しみにしてきたのは、城壁よりも別のものがあるのです。それは…… 


2019年6月4日 コトル・猫たち

そう、実はこのコトルは猫の街として有名なのです。街のあちこちに猫がいます。街の人が猫を大切にしているのでしょう、猫たちもみんな人を怖がりません。オープンテラスのカフェもあちこちにあるので、さながら街全体が猫カフェ

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私たちは猫にごはんをあげています

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猫の博物館

猫の博物館なんていうのもありました。といっても、個人の方が世界各国から、猫がえがかれた印刷物を収集・展示しているという、こじんまりしたもの。あんまり商売する気もなさそうなのが、逆に好印象。リアル猫も2匹いました。

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コトルの聖トリプン大聖堂

そのほかの街歩きポイントとしては、大聖堂も欠かせません。私はこの種の聖堂が好きで、入れるとこはなるべく入るようにしてます。

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コトルでのランチ。猫にもおこぼれちょうだい。

お昼はシーフードにしました。テラス席で昼からムール貝と白ワイン。素敵です。食事しているお客さんのテーブルの下にも猫。おこぼれを待ってます。

城壁の外には、ちょっとした市場も出てました。生鮮食品はそうそう買うわけにもいかないので、雰囲気だけ楽しみつつ。


2019年6月4日 コトル・市場

大満足してコトルを後にしました。ぜひまた来たい。そのときは体力と靴の準備を万全に。