地中海クルーズ6日目(タオルミーナ)
この日は寄港が昼すぎでゆっくりしているので、いつもビュッフェで食べていた朝食を、いつもディナーを食べてるレストランで取ることにしてみました。ビュッフェとちがってウェイターのサービスがありますが、メニューはビュッフェのとそんなに変わらず、そこはやや拍子抜けでした。
午前中時間があるので、再びトリビアに参加。
13/20問でした。1個英語が思い出せなくって答えを漢字で書いたとこがありますが……◯にしてくれました。kidneyくらいなんで出てこなかったのか。
今日の寄港地はシチリア島のメッシーナ。イタリア半島とシチリア島の間隔がいちばん狭くなってるところです。私たちのツアーは、もうちょっと南に下ったタオルミーナという街まで行きます。
goo.glシチリアといえばマフィア、『ゴッドファーザー』ですが、移動のバスの中から、同作のロケ地になったという村を遠目に見たりしてました。外の風景には、オリーブやレモンといった、いかにも地中海らしい木が増えてきました。
最初に向かったのはギリシャ劇場という遺構です。ここタオルミーナは、ギリシアやローマの時代からの街で、その当時の劇場の建物が残っています。舞台や客席を改修して、現在もイベントが行われてるそうです。
そこから、ウンベルト1世通りという、街のメインストリート、ショッピング街を歩きます。バスから降りる前、現地ガイドさんから、タオルミーナではスリが多いので気をつけてくださいという注意がありましたが、たしかにそんな雰囲気がします。4月9日広場という広場は、眺めがよく、感じの良い教会もあって楽しいところでした。ちなみに4月9日というのは、ガリバルディの赤シャツ隊がスペインからシチリアを解放するために上陸……するという噂で市民が熱狂したという日付だそうで、実際に上陸したのは5月以降。でもそのまんまの名前で今も残ってるということでした。
ガイドさんからご紹介いただいたカンノーロ(複数形だとカンノーリ)というお菓子を、通りで買い食い。中のクリームはリコッタチーズが使われています。甘くて美味しいですが、けっこう重たい。カンノーリは、『ゴッドファーザー』にも印象的な使われ方をしていました。といいつつ、私は帰りの飛行機で観たのですが……。
せっかくシチリアまできたので、お土産にワインとリモンチェッロを買いました。リモンチェッロはレモンの甘いお酒。瓶の形もかわいいです。
メッシーナに戻って、船に乗る前に、港からすぐ近くにあった大聖堂に立ち寄ってきました。12星座をかたどった時計のある鐘楼の鐘が鳴っているところでした。