地中海クルーズ4日目(終日航海)

この日はどこにも寄港しない終日公開日です。航路的には、ペロポネソス半島を時計回りにぐるり回ってくる感じになります。

朝、まだ人気のすくない時間帯に、船の中をゆっくり回ってきました。すこし船内の様子をご紹介しましょう。 


2019年6月3日 エメラルド・プリンセス号

こんな感じの船に、定員が3080人となっています。実乗客数は分かりませんが、2000人はくだらないでしょう。

そんな中、私たちのJTBツアーは、最初の日にも書いたように32人でした。全員がアタックというわけではなく、5組10名がアタック組でした。そして5組10名の新婚旅行の方々がいらっしゃいました。そのほかは、定年後の悠々自適といった感じのみなさん。ツアーの実売価格を考えると、なかなかのものです。私はさすがに今は自腹ではちょっと難しいですね。

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船内ではこういうクルーズカードを1人1枚持ち歩きます。これは部屋の鍵にもなるし、船内での財布にもなります。船内での会計はほぼすべてこのカードに記録され、登録したクレジットカードにまとめて請求されます。海外で面倒なのがチップですが、船内のレストランやルームメイクのチップは、これもまとめての請求になるので、船内では現金いらずで過ごすことができます。(カジノのゲームチップだけは現金会計でしたが、これはカードだと危ないので適切なシステムですね)

さて、この日の午前中は、トリビア、すなわちクイズ大会に参加しました。ここで行われているクイズ、少なくとも私が目にしたのは、すべて次のような形式です。

  1. 最初に紙と鉛筆をもらいます。答えはすべて紙に書いて、あとから答え合わせをします。
  2. 参加者はチーム単位で参加します。もちろん1人でもいいんですが、チーム内で相談してもOKです。
  3. 問題は司会者が読み上げるとともに、スクリーンやモニタに表示されます。もちろんすべて英語です。

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この最後の英語というのが、やはり一番のネック。問題文の意味くらいは何とかなりますが、答えがわかってもそれを英語で何といい、どのように綴るか。特に、英語以外が由来の名詞って、英語だと思いもよらない名前になってることあるじゃないですか。ウィーンがViennaとか。

また、問題の題材も、英米文化圏に寄ったものが多めです。World Quizzing Championships や Quizzing 101に参加したことがあると、何となくその感じが伝わるかもしれません。アメリカのテレビドラマのタイトルが、特に注釈無しで出てくる感じというか。

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そんな中、ある程度の常識問題を拾いつつ(あとスペルミスは許してもらいつつ)、15/23点(半端なのは、複数回答で最大4点の問題があったため)。この回は確か22点とかいうチームがあったと思います。日本語でやってもそこまでは取れてないですね。

午後はデッキで日光浴などしてました。日焼け止め塗らないと危ないレベルですね。

そしてこの日のディナーはフォーマルナイト。クルーズ船ならではの文化として、日によって決まったドレスコードがあります。もちろん事前に分かっているので、私もごくふつうのブラックスーツですが、ボウタイでちょっとした雰囲気は出してみました。妻は、古い着物を義母にドレス風に仕立て直してもらったのを着ていったところ、けっこう好評で、知らない乗客の方からも声をかけてもらってました。

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